シェンムー3の公式サイトが更新 Update#104 PC版リワードについてのご報告

『シェンムー3』の公式サイトが2019年7月2日に更新されました。

今回は、PC版リワードついての報告とストレッチゴールについてです。

更新内容

Update#104 PC版リワードについてのご報告
Kickstarterページはこちら(同じ内容の英語版)

PC版リワードついての報告は公式サイトに書いてある通りです。
どうしても納得を頂けないバッカーに対しては返金する措置がとられ、その詳細は受付開始時のアップデートでお知らせがあります。

ストレッチゴール

もう一つの報告がこちら。
ストレッチゴールについてです。

『シェンムーIII』のストレッチゴールは最終的に$7,00Mの「アドバンスドバトルシステム AIバトル」まで達成し、そこまでがゲームで実装される予定でした。

今回のアップデートで、最終的に実現した事、内容に変更があったこと、ストレッチゴールを達成していて実現できなかったこと、逆に達成していなかったが実現できたことなどが紹介されています。

Could not be achieved in this game=実装できなかった
implemented in the game=ゲームに実装
緑色=変更になった部分
を表しています。

※画像は元は全て英語でしたが、手作業で一部日本語に直しています。

〇ストレッチゴールに掲載されていたすべての要素
・実装できなかった要素
「キャラクターパースペクティブ」システム
今回は本編に実装出来ませんでした。

・実装内容に変更があった要素
「スキルツリー」システム
今作のバトルにフィットさせるために「技書システム」に変更しました。

「白沙」エリア
「対岸の古城」エリアに変更となり、「ミニゲーム」、「潜入イベント」、「探索」、「バトルイベント」は、古城エリアに実装しました。

・ストレッチゴールで未達成だが実装できた要素
ストレッチゴールの表をご覧ください。
10項目ほど多く項目を達成しております。

〇ストレッチゴールに掲載されていないが強化できた要素
・ストーリーの強化
Shenmue IIの翌日から始まるShenmue IIIのストーリーでは、追加のシネマティックシーンや昔懐かしい回想シーンなどをゲームに散りばめる事によって、シェンムーをはじめてプレイされる方にも自然にシェンムーの世界を感じて頂けるようになりました。

・オープンワールドのスケールアップ
当初は、桂林を「白鹿村」、「鳥舞」、「白沙」という3つのエリアで構成を考えていましたが、大幅なゲーム要素の追加、変更に対応するため、「白沙」を「対岸の古城」エリアとし、鳥舞の大幅なスケールアップにフォーカスする方針に変更しました。
実質的にシェンムー2以上のスケールを実現でき、オープンワールドの楽しさを表現出来るようになりました。NPCや配置物等についても当初の想定の数倍に増えた街で、クエストやイベントを体験できるため、より本来のシェンムーらしさを感じて頂けるようになっています。

・バトルシステムの強化
「技書システム」や「道場システム」を追加し、試合や鍛錬がいつでもプレイ出来るようになり、やりこみ度の高い遊びを可能にしました。
バトルの難易度がゲーム中でも切り替えられるようになり、初心者から上級者までお楽しみ頂けるようになりました。

・ゲームサイクルの強化
ストーリー進行、技の習得、鍛錬、ミニゲームやアルバイトなど…。前作まではそれぞれが独立して存在していた要素をひとつのゲームサイクルとして関連付ける事が出来ました。

ストレッチゴールで未達成だが実装できた要素

「ストレッチゴールで未達成だが実装できた要素 (implemented in the game)」は、具体的にはこちらです。
どれも本来であれば実装されることはなかったコンテンツとなります。

$8,00M 鳥舞(チョウブ)エリア追加コンテンツミニゲームx4
$8,25M 鳥舞(チョウブ)エリア追加コンテンツ ギャンブルx4
$8,50M 鳥舞(チョウブ)エリア追加コンテンツ 技伝授イベント
$9,00M 鳥舞(チョウブ)エリア追加コンテンツ アルバイト
$10,00M 白鹿村(ハッカソン)エリア追加コンテンツ ミニゲームx4
$10,25M 白鹿村(ハッカソン)エリア追加コンテンツ ギャンブルx4
$10,50M 白鹿村(ハッカソン)エリア追加コンテンツ 技伝授イベント

開発中盤で販売パートナーがDeep Sliverに決まり、開発予算が上方修正されたことで当初の想定よりもクオリティアップが実現していています。

プロジェクト当初からサポートをしてくれたEpic Games含めて、彼らのサポートがあったからこそここまでできたのは間違いないことのはず。
『シェンムー3』のバッカーの皆さんは、それだけは忘れないで欲しいです。

ちなみに、未達成のストレッチゴールで実現できなかったのはこちら。

$7,50M アドバンスドバトルシステム ハイグラウンドバトルシステム
$9,50M 鳥舞(チョウブ)エリア追加コンテンツ 的屋
$11,00M 白鹿村(ハッカソン)エリア追加コンテンツ マジックメイズ
$???M ???

「キャラクターパースペクティブ」システム

本編に実装できなかった要素「キャラクターパースペクティブ」システムについては、鈴木裕さんが過去のインタビューで内容について話しています。
(簡単に言うとプレイヤーキャラクターを変更できるシステムになりますが、ただ変更してプレイするだけではなく、キャラクターの特徴をしっかりと描いたものになるはずでした。)

――以前のインタビューで、その作戦中にプレイヤーキャラクターを変更できる……というお話をされていましたよね?

鈴木 それが、キックスターターで無事にストレッチゴールを達成した“キャラクターパースペクティブ”というシステムになります。涼だけではなく、シェンファやレン(刃)を使ってプレイできるようにして、キャラクターの特徴をしっかり描きたいと思っています。たとえば……シェンファという女の子は、いきなり人を殴ったりはしないですから。

――そんなタイプには見えないですね。

鈴木 だから、シェンファを選んだときには、殴るという選択肢がない。でも、レンだったら、いきなり殴りかかりそうです(笑)。という風に、キャラクターによってできることが異なって、その選択によって成果が変わります。それから、男女の違いを描き分けたいなとも思っています。

――男女の違い、ですか?

鈴木 キャラクターパースペクティブを行う場面では、ペアで進行するイベントもあります。そのときにレンを操作していると、レンが「俺、超カッケー」とカッコつけるのですけど、シェンファを操作してみると、シェンファはその姿を見て「バカみたい……」と思っている、みたいな(笑)。そういうことって、現実でもあるじゃないですか。喧嘩したふたりに話を聞くと、同じことを体験しているはずなのに、言っていることがぜんぜん違うという。男女で異なる価値観や、日常の“あるある”も表現できたらいいなと思っています。そのあたりを掘り下げたゲームはあまりないと思うので、ほかのゲームとも、前作までとも違う『シェンムー』の魅力が生まれると思っています。

――いろいろなキャラクターを操作してみたくなるシステムですね。ここで、キャラクターについてもお伺いしたいと思います。改めて、レンについて教えていただけますか?

鈴木 レンは『シェンムー2』に登場した、香港のストリートギャングのボスのようなキャラクターです。ずる賢くて、頭が切れて、格闘をやっても強い。最初は“お宝のにおいがする”という不純な動機で、涼といっしょに旅をすることになっていくのですが、だんだん涼に惹かれていく。レンの生い立ちについてはまだ触れられていませんが、お楽しみにしていてください。『シェンムー3』では、レンのおもしろいシーンも出てきます。

――今回のストーリーに、かなり関わってくるキャラクターのように思われますが?

鈴木 どうでしょう(笑)。

~中略~

―キャラクターパースペクティブでの選択次第では、バトルでレンを操作できたりするのでしょうか。

鈴木 その点については未定です。複数のキャラクターについて、バトルの仕様を実装するには、けっこうな時間がかかりますから。でも、“レンでバトルしたらおもしろそうだな”と僕も思いますから、そうおっしゃる気持ちはすごくわかります。とくに、レンは特徴があるキャラクターなので、おもしろいバトルになりそうな気がします。
出典 ファミ通.com

4Gamer:
分かりました(笑)。では,500万ドルのストレッチゴールにある,キャラクターパースペクティブシステムとはどんなものでしょうか。
鈴木氏:
それは涼だけでなく,レンやシェンファをプレイヤーが操作できるというものです。

4Gamer:
ある程度ゲームが進行すれば,いつでも変更できるのでしょうか。
鈴木氏:
まだ詳しいことはお話しできないので,「涼のシステムにほかのキャラクターをあてはめて動かすものではない」とだけお伝えしておきます。

4Gamer:
単にキャラクターを切り替えられるだけ,ということではなさそうですね。
鈴木氏:
レンやシェンファは涼と性格が違いますので,同じものを目にしても,それぞれ感じ方が異なります。涼をプレイしているときは涼の選択でしたが,それがレンやシェンファのものになれば,いろいろと楽しめるでしょう。

4Gamer:
今の話を聞いたら,さらに気になってきてしまいました(笑)。
鈴木氏:
詳しいことは500万ドルのストレッチゴールを達成してからでないと説明できないので,今日のところはこれぐらいにさせてください。
出典 4gamer

・2015年に放送されたTwitch Q&Aより

残念ながらキャラクターパースペクティブシステムは本編には実装されないことになりますが、その代わりに本来であれば実装できなかった要素が追加されたり、ストレッチゴールに掲載されていないものの強化できた要素などが大量にあるので、ゲーム自体は大きくパワーアップしていることでしょう。

これについて鈴木裕さんは「この度の大幅な企画変更に伴い、当初の想定から変更された部分も多々ございますが、全体を通してゲームは強化され、Shenmue IIIは確実に良い方向に変貌を遂げたと確信しています。」と話し、自信を見せています。

『シェンムーIII』は、PS4/PC向けとして2019年11月19日に発売予定される予定です。

Original Game©SEGA
©Ys Net

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