『シェンムーIII』の国内初プレビュー記事がIGN Japanに掲載

『シェンムーIII』の国内初プレビュー記事が、IGN Japanに掲載されました。

シェンムーという唯一無二のゲーム体験は、しっかりとそこにある――『シェンムーIII』国内初プレビュー

今回の記事では、インタビューで気になったポイントをピックアップして紹介していきたいと思います。

●すべての通行人に話しかけることができず、話しかけられるキャラクターとそうでないキャラクターがいる。
日常と自由を優先する代わりに、『シェンムーIII』は予算の都合もあり犠牲になった要素もあります。
その内の一つが、すべての通行人に話しかけれないことです。

これだけ見ると残念に思えてしまいますが、決してそうではありません。

まず初めに、1や2でも話しかけれないNPCはいました。
(1は一部ですが、2は多め)
座り込んだ酔っ払い(1)、賭博場にいる人、集団で固まっている人、入れないエリアにいる人などです。

通行人は話しかけてもストーリーの最初から最後までほぼ同じようなことしか言わず、2では道案内してくれる程度で、通行人の声は使いまわしも目立っていました。
そのため、ただの通行人に頻繁に話しかけた人は少ないはずです。

3のNPCの数は鳥舞と白鹿村トータルで多分400~500人と、1や2の規模と同等です。
フィールドの広さでいっても、最初に訪れる白鹿村と鳥舞は『II』の香港と同じくらいの規模になっていると裕さんはIGN Japanのインタビューで言っています。

「ちゃんと調べたわけじゃないけど、『シェンムーIII』は今までのゲームで最もセリフの多いゲームになったかもしれない。翻訳会社もびっくりしていましたよ(笑)ちなみに今回も全部フルボイスです」と裕さん。
この発言を見ても分かるように台詞の量が減少したわけでもないようなので、通行人に話しかけれないからといって不安になる必要は全くないでしょう!

「最もセリフの多いゲームになったかもしれない。」と裕さんが言うくらいですから、会話の豊富さは2と比較してもそん色ないレベルになるはずです。

●音楽はほとんど過去作のものを再利用。
『シェンムーIII』では、音楽はほとんど過去作のものを再利用されているようです。
予算の都合もあるのでこれは仕方ないところ。

ですが、1と2で使われなかった未使用曲は膨大にあります。
そういった曲も使われるかもしれないと過去のインタビュー等で示唆されているので、1&2に収録された曲だけが使われるわけではないはずです。

――サウンドについては?
鈴木氏:「シェンムーI・II」のもので足りるかなと思っています。

――といいますと、「シェンムーIII」向けの新曲の収録は行なわないということですか?
鈴木氏:まったく入れないかというと、そこは検討中ですが、おそらく大丈夫だと思います。
出典:GAME Watch

こちらから3に収録されるかもしれないBGMを視聴できます。

●ズーム機能
通常は三人称視点で進行しますが、3ではかなり寄ったところまでズームインでき、その状態で移動することも可能になるんだとか。
一人称視点はもちろん、三人称視点でより寄った状態にすることもできるとのこと。

街の風景や景色を見ながら歩くのにはピッタリかも。
1&2よりも視点はかなりパワーアップを遂げていそうです。

●時間や天候の概念
時間や天候の概念も3で採用されています。

「朝、雨が少し降ったような日は、夜になってもまだ水たまりが残っていますね。山道も雨が降った後は足跡が残りやすくなります」と裕さん。

ただ雨が降る、曇るだけではないリアルな天候表現(雨が降るとNPCが傘を差すなどNPCの行動も含めて)もシェンムーの魅力の一つ。
当時は時間や天候を変化させるプログラム「マジックウェザー」が使われ、天候がリアルタイムで変化していきました。

当時の横須賀の気象データを取り寄せて、そのデータで遊ぶこともできるなど天候表現でも間違いなく時代の最先端を行ってたのがシェンムーです。

3では雨が降った日に水たまりができるなど、よりパワーアップした天候表現になっているはずなので期待が高まります。

●過去作になかった要素として涼の衣装を変更できるように。
1&2ではほぼ革ジャン+ジーンズスタイルで過ごしてきた涼ですが、3ではついに衣装の変更が可能になります。
靴・ズボン・上半身と、パーツごとに選べるらしいです。

これらの衣装はお店で購入したりできます。

一章 横須賀では、「Water Dragon」や「ジュピトリス」などスカジャンを取り扱うお店が多く登場しました。
スカジャンを購入して涼に着替えさせたいと思ったことがある人も多いと思いますが、3では似たようなことがついに実現することになりそうです。

そのために、3ではさらにバイト生活に明け暮れることになりそうですが。

これは2015年に鈴木裕さんのTwitterで公開された涼とシェンファ@白鹿村のイメージです。
この衣装もゲーム内で着れることになるかもしれないですね。

ちなみに、Kickstarterのリワードではゲーム内アイテムとして涼の革ジャンのデザインチェンジ機能も用意されていました。

●莎花やレンの衣装は変更できない。
涼とは違い、莎花やレンの衣装は変更できません。
(3では莎花やレンも操作できるようにしたいと、開発初期から発表されていました。)

しかし、こういったキャラクターの追加衣装もDLCで出すことを検討しているとのこと。

2017年にGAME Watchに掲載されたインタビューで鈴木裕さんは、ダウンローコンテンツを配信する計画について「あります。内容はまだ言えませんけど(笑)。」と可能性を否定していませんでした。

より長く楽しく遊べるようにして欲しいので、「シェンムー」に関してはDLCは大歓迎です。
DLCは賛否両論あるでしょうが、衣装だけに留まらずに追加ストーリー、ミニゲームなど色々なものを実現して欲しいです。

●莎花のキャラクターデザインが過去作から大きく変更になった理由。
莎花のキャラクターデザインが過去作から大きく変更になったのにも理由があります。
詳しくはインタビューを見て欲しいですが、ボーイッシュな側面は多少抑えて、魅力と個性を与えやすいように少し女性らしい要素を増やし、莎花の新しい魅力を出したとのこと。

ご存知のように、3では莎花の声優が石垣はづきさんから照井春佳さんに変更されました。
キャラクターデザインが大きく変わったのがまだ馴染めない人も多いと思いますが、声優も変更されたということで、照井さん版のシェンファと思えば外見の違和感は少なくなると思います。

また、性格や涼とのやりとりは変わらないそうですから、そこは安心しても良さそうです。

●ユーザーサイクル
鈴木裕さんが他のインタビューでも話していたユーザーサイクルや経済バランス。

MAGIC 2019では「今回の遊びはバトルにフォーカスしているものではなくて、シェンムーっていう世界の中で色々なユーザーサイクルと繋がって、いろんなところとバトルが繋がっているように構成されています。」と話していました。

1&2ではあまり実現できなかった、ミニゲームとバトルやストーリーの繋がりが3では強化されているそうです。
1&2でもストーリーのためにアルバイトやミニゲームでお金を稼がないといかないシーンはありましたが、3ではより繋がりが強固されたものになるのでしょう。

ガチャガチャも3に登場し、2のように質屋に売るだけではなく、重要なアイテムや技書と交換してもらうことができます。
これも連動の一つです。

●ミニゲームとギャンブル
今作では重要なアイテムが手に入るギャンブル場がたくさんあるようで、「同じミニゲームでも他の機能とよりうまく連動している」と裕さんが説明しました。

ギャンブルは「落とし玉」などすでに登場が判明しているもの以外に、バケツに石を投げるといった新しいミニゲームもあるそうです。
アヒルレースならぬ、亀やカエルのレースもあるんだとか。

それ以外に裕さんがやりたかったことが一つあり、それは「カタツムリのレース」です。

「カタツムリはすごく遅いじゃないですか。そこをシェンムーの時間の概念と組み合わせたら面白いと思ったんですよ。涼は朝にお金を賭けるけど、レースは午後にならないと終わらないので、午後に戻ってきてやっと結果がわかるんです」

こうしたやりたくても実現できなかったこと(予算の都合か時間の都合か分かりませんが)を、発売後のDLC(もちろん有料)で追加してくれたら嬉しいです。

●道場
3には、白鹿村と鳥舞には修行できる道場が登場します。
2にも道場はありましたが、NPCに話しかけられるだけで実際に修行することはできませんでした。

3の道場では門下生と散打(スパーリング)したり、試合をすることができます。
試合をすることで段位が上がり、初段・二段と段位が上がることで道場の入り口に涼のお札が貼られるようになるとか。

先日公開されたトレーラーでは技を教えてもらおうとする涼の姿や、修行シーンをみることができました。



となるとこの2人は、道場の門下生になるのかもしれません。

●ほか、いろいろ
・過去作みたいに、箪笥や引き出しを開けるといった探索要素はある。
……これだけでもう安心ですw
こちらは、2017年に公開された棚を空けるシーンです。

・食事シーンはリアルなものではなく、龍が如くのようにメニュー画面から消費するものになる。

・投げ技は入ってない。

・簡単に技を出せるようになるだけではなく、難易度の選択も可能になる。難易度は4つあり、コアなファンでも「やめておけ」というモードもあるとか。難易度で変化するのはバトルだけではないらしい。

・超自然的な要素はなし。
『シェンム―オンライン』などにはリアルとはいい難いファンタジーな要素がありましたが、そういったものは3ではないようです。

・シェンファとの好感度システムもある。
何度もインタビューで言われてきましたが、3にはシェンファとの好感度システムがあります。
いろいろな行動や会話をシェンファと重ねることで、プレイヤーが操作する涼と彼女の関係に微妙な変化が起き、シェンファの言動や協力体制などが変わっていくというシステムになってます。

これについて裕さんは、「ほとんどのプレイヤーが見ないシーンや会話とかも結構あるんじゃないかな。とにかく、彼女とたくさん話してください」とIGN Japanのインタビューで話しました。
1&2は何度プレイしても新しい発見があるようなゲームでしたが、3もそういったゲームになるのは間違いなさそうです。

2015年にファミ通に掲載されたインタビューでも、好感度システムについて話してました。
内容は開発初期のものであって、現在の仕様と異なる可能性もあります。

――シェンファのパラメーターについて、いまの段階で、具体的にお話しいただけることはありますか?
鈴木 まだしっかりとは決めてないのですが、3つくらいのパラメーターを用意しようと思っています。信頼度とか、親密度とか、好感度……このあたりがいちばん有力な候補です。好感度が上がっているときは、シェンファとの協力がうまくいく、という感じです。ゲーム後半に出てくるキャラクターパースペクティブで、シェンファを選んでプレイしたら、シェンファの本当の気持ちがわかって、「俺はこう思われていたんだ……」なんてショックを受ける、なんてこともやりたいです(笑)。

――じつはあんまり好かれてなかったんだ、と(笑)。
鈴木 男性ユーザーのほうが多いと思うので、男性として「痛い!」と思う要素が入るとおもしろいかな、と思っています。

――パラメーターが用意されるのは、シェンファだけですか? ほかのキャラクター、たとえば望にも設定する予定は?
鈴木 ほかのキャラクターにも用意したほうが、楽しいですよね。シェンファと仲よくしていると、望がやきもちをやいたりして、「あっ、そう……」と言うだけで電話が終わったりとか。まだ詳細は決めていませんが、検討します。

以上、インタビューをピックアップして紹介してみました。

今回のインタビューによって判明した残念な点がなかったわけではありませんが、よく読みこめばますます期待が増すものになっていると思います。
IGN Japanさん、素晴らしいインタビューをありがとうございました。

インタビューをまだ見てない方は、こちらからぜひ見てみてください。
リンク IGN Japan

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