シェンムーファンミーティング「愛すべき友を持て」のトークイベント情報まとめ

更新 海外ファンとの交流を追加しました。

昨日の記事に続いて、今日もシェンムーファンミーティング「愛すべき友を持て」についてです。

今回は、トークイベントで出た情報を補足する形でまとめてみました。
気になった部分を抜粋して紹介&補足していく形になります。

<冒頭>
ステージには、IGN Japan 編集部のクラベ・エスラさんと芭月涼役の松風雅也さんが登壇。
さらに、ゲストとして『シェンムー I&II』日本語版ローカライズプロデューサー笠原英伍さんと、ローカライズディレクター野口博司さんも登壇しました。
笠原さんと野口さんは、I&II関連番組ですっかりとお馴染みとなったので、皆さんもご存知だと思います。

笠原さん「先日ちょっと裕さんと会って、I&IIで活動しているのを公認もらいましたので、今日はいろいろ昔の話ができるかなと思っています。」と、鈴木裕さんから公認してもらったことを明かしました。
関係が良好なのはとてもいいことです。

ちなみに、鈴木裕さんは3の追い込みで忙しく、ファンミーティングに出ている場合じゃないとのこと。

<カキタ商店さん>
番組の冒頭では、ドブ板にある『カキタ商店 ミリタリーショップ』のご主人カキタさんが会場に遊びに来てくれました。
カキタ商店は言うまでもないですが、『シェンムー』に登場した『ミリタリーサバイバルグッズ クリタ』のモデルになったと思われるお店です。

当時はコッソリとやっていて公認ではなかったという話が笠原さんから。
でも今回のファンミーティングで約20年ぶりに公認を頂きましたw

ちなみに、自分もカキタ商店さんに行ったことがありますが、話しやすくて凄く気さくな方でした。
それにどこか栗田さんっぽさも・・。

カキタ商店さんは親子で一緒にお店をやってらっしゃっていて、ご高齢のお父様も元気にお店に立ち、今も頑張ってらっしゃいます。
ドブ板の中でシェンムー最大の聖地の一つといってもいいような場所なので、いつまでも続いて欲しいお店ですよね。

なお、昨日も紹介したIGN Japanの記事ではそんなカキタ商店さんへのインタビューも掲載されているので、まだ見てない方は要チェックです!
『シェンムー』があえてシミュレートしなかった、横須賀の本当の姿

<質問コーナー>
共演者や制作関係者以外で、当時業界内でシェンムープレイしましたよ!という方にお会いすることはありますか?という質問に松風さんが、「最近でいうと、機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズという作品で出たんですけど、その主人公の三日月役をやった河西君が本当にシェンムーファンで、いちいち反応してくれますね。I&IIの再びのリリースもそうですし、Ⅲの話もそうですし。」と河西さんとのエピソードを話してくれました。

そんな河西さんのシェンムー愛感じるツイートと、松風さんとの心温まるやりとりをどうぞ!

また、最近色々なゲームタイトルに関わることができ、そのプロデューサーがシェンムーのことを知っていて、松風さんのことを「シェンムーの人だ!」と気づくと態度が変わったりする。というお話も聞けました。
それくらい、シェンムーはリスペクトされていたタイトルだったようです。

<Corey Marshallさんとの出会いについて>
海外版涼の声優であるCorey Marshall(コーリー・マーシャル)さんとお会いしたことがありますか?という質問には、
「これねあれなんですよ。実はお会いしたことがないので。僕ここ数年でアメリカにはアニメーションのイベントで呼んで頂いて行くがあったんですけど、ないんですよ。共演したことが、接点が。ぜひお会いしてみたいですね。」と松風さんは答え、Corey Marshallさんからのメッセージがサプライズ公開されました。

このメッセージは、こちらの動画から視聴できます。
日本のファンにとっては松風さん=涼であるように、英語音声版をプレイした海外のファンにとっては涼=Coreyさんなのです。

折角なので……。
2000年にShenmue.comに掲載された、Corey Marshallさんへのインタビューがあるので掲載しておきます。

本名:Corey Judivan Marshall(コーリー・ジュディヴァン・マーシャル)
年齢:20歳
サイズ:身長(5’11”) 体重(155 lbs) B(39)W(31)H(38)
学校名:tate University of New York at Purchase(ダンス学部)
趣味:格闘技(黒帯)、16世紀・17世紀の武器の収集、登ること(なんでも登りたくなる性分)
夢:
僕の夢は裕福になるとか、有名人になるとか、そういった類いのものじゃない。僕の中にある何かを世の中の人、社会、そして世界に与えることができれば幸せだ。だから僕はパフォーマンスするのが好きなんだと思う。僕のパフォーマンスで誰かを少しでもハッピーにすることが僕の夢だ。
オーディション応募の動機:
ゲームとアニメに興味があった。そして仕事で日本にいくというチャンスにも惹かれた。
シェンムーの感想:
とても特別なゲームだと思う。RPGの未来の道標となるゲームだ。

─日本へ来られたのは何度目ですか?
A.今回で、2度目だよ。

─日本の食事はどんなものがお好きですか?
A.日本の食事はどれも結構好きさ。特に嫌いなものはないね。

─アメリカではどこに住んでいるんですか?また、どんなところですか?
A.スリーピーホローって街さ。映画にもなっていたろ?今は静かな街だけどさ。

─ダンスの学校に通っているとスタッフから聞きましたがどこにあるのですか?そこでどんな勉強しているのですか?
A.色々やってるんだけど、モダンダンスとバレェをやってるよ。

─今回の『SHENMUE』のアフレコに応募したきっかけはなんですか?
A.新聞の広告で見て応募したんだ。受かったら、日本に2,3ヶ月ほどいられるというのと、これはチャンスだと思ったのが、応募のきっかけだね。

─普段はゲームで遊びますか?
A.ゲームは大好きだよ。ドリームキャストを始め、たくさんのゲーム機をもってるよ。

─『シェンムー 一章 横須賀』はプレイしましたか?
A.ああ、プレイしたよ。壮大で複雑なストーリーがいい。多くの人達が関係してくる偉大なゲームだね。細かい所までよく作りこんであるよね。他のゲームもこういう風になってくれば面白くなるんじゃないかな?

─涼の印象をどのように感じましたか?
A.父親を殺されて、仇をとろうという決断をしたのは危険なことだけど、正しいと思う。とてもプライドの高い強い男だね。

─涼を演じる時に心がけていることはなんですか?
A.自分と似ている部分があるので演じやすいよ。父親が殺されてその仇をうつというのが彼を動かす動機だから、父親を殺されたという心境を忘れないように演じているよ。

─アフレコ中にどういったことが大変でしたか?
A.ゲーム中の会話は普通に話せるんだけど、日本人の名前の発音がすごく難しいね。特に「福さん」がいいにくい!そのせいでこれからまたリテイクだよ。

─格闘技がお好きだと伺いましたが、鈴木裕の代表作『バーチャファイター』シリーズをご存じですか?
A.格闘技はどんなものでも大好きだよ。僕もカポエラとか色々やってるしね。『バーチャファイター』という名前は知っているよ。アメリカのアーケードでやったことはあるかもしれないな。ただ、日本と違ってアメリカにはアーケードがあまり無くて、そんなに気軽にいける場所じゃないんだよ。日本はアーケードがとても多くて、ゲームの種類も多いしとっても楽しい。

─『SHENMUE』の発売を心待ちにしているみんなに一言お願いします。
A.いままでのRPGよりさらに上をいっているゲーム。映画のように非現実的なことがなくて、涼という人が生活したり、色々な決断をしたりという彼の人生を歩んでいく話なので、そこが魅力だと思います。
出典 Shenmue.com (現在ページにアクセスできません。)

<藤岡さんとのディスカッション>
「キーワードとして愛すべき友を持て。って凄く素晴らしいと思うんですよ。親は必ず先に死んでしまう。親を愛してるとしても。でも友は同じだけ生きていくわけだから。そういう死生観とかも含めて藤岡弘さんが提案したこともあって。」
と、藤岡さんとのエピソードについて松風さんが話してくれました。
松風さんによると、鈴木裕さんと藤岡弘さんの3人で大量のFAX用紙と共に、メインテーマについて1時間半とか2時間とかディスカッションしたこともあるそうで、この3人に限らず、こうしたものは毎朝のように現場であったようです。

<愛すべき海外のシェンムーファン>
シェンムーのことを応援してくれる海外ファンのためにも何かできないかと横須賀市らが考え、トークセッションの全てに英語字幕をつけて配信することにしたようです。

続けて、海外のファンの情熱を伝える「おたより」が会場で公開されました。
この動画は、IGN Japanから単独でもアップロードされています。

インタビュー参加者:
・Miss Tomatoe
https://www.youtube.com/user/SketchyMary
・James Reiner
https://www.youtube.com/user/lordcanti
・Adam Koralik
https://www.youtube.com/user/AdamKoralik
・Shenmue AM2 Podcast
https://www.youtube.com/channel/UCO6_HbxJZDECI9pAyVQDJig
・Adam Sipione (『A Gamer’s Journey: The Definitive History of Shenmue』)
https://www.kickstarter.com/projects/1496563/a-gamers-journey-the-definitive-history-of-shenmue?lang=ja

海外ファンの#SaveShenmue活動がなければ、『シェンムーⅢ』も『シェンムー I&II』も実現することがなかったかもしれません。
それくらい、海外ファンの力というものは凄く大きなものでした。

本当に海外のファンの皆さんには、感謝の気持ちしかありません。
今回、こうした形で海外ファンのことが日本のファンにも認知されて良かったと思います。

<海外ファンとの交流>
海外ファンとの交流について、松風さんは次のように話しました。

「アニメーションで行く機会を与えられたときに、必ずシェンムーのソフトを持って来て頂いたり。ワシントンのほうだったかな?完全に涼のコスプレして、紙粘土で鳳凰鏡を作って、鳳凰鏡にサインしてくださいって言われたときには(笑)本当に1~2年前なので痺れましたね。」

「笠原さんもつい先日コンタクトがあったんですけど、僕も裕さんについ先日、2~3日前に会ったんですけど。裕さんそもそもKickstarterで3の開発にって言うときも、海外の皆さんの熱い支持だったり…裕さんもやっぱり完璧な環境じゃなかったら作らないほうがいいって。みんなのために。
って思ってたのを、全然シェンムーと関係ないところでやったから、逆に海外の色々なところに行く機会があって。その行く先々でシェンムーのこと言われたらしいんですよ。」

「『そのときにこのみんなのために、作らないと作るんだったら作るってほう選ばなくちゃいけないって思ったんだよ。』って言うのを直接裕さんから聞いてるんで。いまこの奇跡が起こっているのも、3が動いたから1&2っていう奇跡が起こったのかもしれないし、1&2関係なく動いたのか分からないんですけど、これ大きく海外の方の力が関わっていると感じてますね。」

松風さんが言っていた鳳凰鏡を持ってきた海外の熱心なファンは、この方のことかもしれません。

<映画プロジェクト>
海外ファンの活動として紹介された、『シェンムー』のドキュメンタリー映画プロジェクト「A Gamer’s Journey: The Definitive History of Shenmue」についても少し。

この映画は、当時の関係者やファンのインタビューを交え、シェンムーシリーズの歴史やゲームコミュニティなどへの影響についてドキュメンタリー映像化したものになっており、2019年の完成を目標に制作されています。

今年Kickstarterプロジェクトが実地され、プロジェクトは成功し、1,034人ものバッカーが支援を行いました。
※プロジェクトは終了したので、今から支援することはできません。

現在、撮影・制作は順調に進められていて、Twitterアカウントにてプロジェクトの進行状況が報告されています。
ドブ板やIGN Japanに取材に訪れたり、鈴木裕さんへのインタビューなどをしているようです。

<芭月流柔術 松風先生による基本講座>
さらに松風さんから、自分が世界で始めてモーションキャプチャーをやった俳優ということや、モーションキャプチャーをやり始めた経緯、芭月流柔術のなりたち、呉氏開門八極拳などの貴重なお話も聞けました。

ここらへんの紹介もしたいですが、いつまで経っても終わらない気がするので今回の記事はこれで終わりにします。

最後にIGN Japanさん、IGN Japan編集部のクラベさん、横須賀市観光課さん、SEGAさん。
ファンミーティングに関わったすべての皆さん、素晴らしいイベントを開催してくれてありがとうございました!

またいつか、このようなイベントが開催されることを楽しみにしています。

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