オランダ人ゲーム少年の人生回顧録 2000年「人生最高の1本との出会い」

IGNのオランダ人記者Esra Krabbe氏によるシェンムーの人生回顧録がIGNに掲載されていました。

IGN オランダ人ゲーム少年の人生回顧録 2000年「人生最高の1本との出会い」
中盤辺りからシェンムーの出会いが書かれています。
せっかくなので全部読んでもらいたいですが、忙しい人はそこからでも大丈夫だと思います。
回顧録を読み終わった後に、ここから下を読んでくれればと思います。

オランダ人ゲーム少年の人生回顧録 2000年「人生最高の1本との出会い」

「シェンムー」は日本の横須賀を舞台とし、プレイヤーは閑静な住宅街や商店街、港を自由に探索することができる。昨今のオープンワールドと比べればマップは決して広くないが、その街並みは発売から17年経った今も、類をみないディテールを誇っている。商店街のすべての店に入ることができて、メニューを読んだり、料理を見たり、商品棚に並ぶ商品を確認できる。スポーツ用品店のオーナーは店の前でゴルフの素振りの練習をし、中華食堂のオヤジは大きな中華なべでジュウジュウと野菜を炒め、すし屋で新鮮なネタを口に運ぶ客がいる。

よくシェンムーの楽しさ・魅力を伝えていると思います。
これだけでシェンムーが好きということがよく分かります。
オランダ人みたいですが、日本語が上手すぎますね。

「シェンムー」を初めてプレイした頃、まだ日本へ行ったことがなかった。だが、「シェンムー」のおかげで、まるで日本のことをよく知っているような気持ちになった。街の上に電線が走っていること、ところどころに自動販売機があること、スナックにカラオケがあること、家には洋室のほかに和室もあること、コンビニでおにぎりを売っていること、春になると桜が咲くこと、そしてスケバンに近づかない方がよいことも、全部「シェンムー」に教えてもらった。

街の上に電線が走っていること、ところどころに自動販売機があること、スナックにカラオケがあることなど、外国人が知らないことでもシェンムーを通してなら知ることができます。
こんな風にシェンムーで日本のことを知った外国人の方は多いのでしょうね。
シェンムーを通して日本や中国の文化に触れることができる。
シェンムーを愛する外国人の方は日本人以上に多いですが、そういった海外の文化を肌で感じられる所も愛されている理由なのかも。

鈴木裕さんが鉄拳の原田さんとのインタビューで、

反応はなかなか予測出来ないですけどね。
例えば、「主人公の涼が色々な人に道を聞いたあとに、“ありがとう”と言うのに感動しました」って声が外国であったんです。その国では、人にものを聞いても「ありがとう」と言わないんだって(笑)。

と言っておりましたが、これもまたシェンムーを通して知れたことなんでしょう。

もし、僕がドリームキャストを選ばずにそのままPS2を買ってもらっていれば、「シェンムー」とは出会わなかったのだろう。そうすれば、日本という国に対する情熱も、あるいはどこかで冷めたのかもしれない。だが、「シェンムー」という体験があまりにも強烈すぎて、その影響で僕は2度と元の普通のオランダ人に戻れなくなった。不思議な話だが、僕は「シェンムー」と出会って以来、オランダ以上に日本を自分のアイデンティティの一部と感じるようになった。スポーツ大会で日本とオランダが対戦しても、オランダを応援しないだけでなく、そもそもオランダを他の外国とあまり区別していない。

若い頃、ゲームというものがいかに刺激的だったかを今でもよく思い出す。そのインパクトの計り知れなさには他のエンターテインメントをはるかに超える力がある。ゲームが主人公になり切ることを前提に作られた芸術であるからなのだろう。読者に似たようなエピソードがあれば、ぜひとも聞いてみたい。

シェンムーがきっかけで彼が日本に興味を持つようになったみたいです。
こうして日本に興味を持ってくれるのはありがたいことだと思います。

http://news.denfaminicogamer.jp/projectbook/virtua_fighter/4
鈴木氏:
 毎年「『シェンムーIII』をいつ作るのか?」と世界中で言われ続けてるんです。
 中には「小説や漫画でもいいから続けてくれ」という涙ぐましい声まであって(笑)、僕もさすがに考え込んだんですよ。で、このまま世の中に『シェンムー』の続編が全く出ないよりは、何かあった方がいいんじゃないかとある時期から考えるようになったんですね。
 そこで、10億円で可能なこと、5億円で可能なこと、というように何種類かのバジェット(予算案)で企画書を書いていたところに、クラウドファンディングを教えてくれる人が出てきた!

――なるほど。まさにファンの声が文字通り、突き動かしたんですね。

鈴木氏:
それを教えてくれたのが、『シェンムー』を27回だかクリアしているという海外の方で、『シェンムー』で日本語を覚えたという人なんですね。しかも、日本で彼女を作ったんだけど、その彼女の名前がヒロインと同じで、おじいちゃんの名前も同じなんですね。それで運命を感じて、プロポーズしたという……

シェンムーがきっかけで結婚した人がいる。という話を裕さんがしてくれていましたし、シェンムーに影響を受けたという人は本当に多いのかも。
そういった人たちがシェンムー3を支えていると思うと感慨深くなりますね。

外国人がシェンムーが好きな理由が改めて分かってきました。
3もそんな風に、何かに影響を与えるようなゲームになって欲しいと思います。

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