12月15日~16日にかけて中国で開催された「核聚变Tour 2018 广州站」のステージ(2日目)に、『シェンムー3』のディレクター鈴木裕さんと、裕さんとは旧知の仲であるアニメーションプロデューサー竹内宏彰さんがゲストとして登場しました。
ステージではトークセッションが行われており、いくつかの情報が共有されています。
『シェンムー3』の開発状況について聞かれた裕さんは、「シェンムー3の開発は順調に進んでいます。日本語のテキストがだいたい終わって、今は英語のレコーディングをしたり、ローカライズ作業に入っています。」と答えました。
数日前から、海外版芭月涼の声優であるCorey Marshallさんによってボイス収録作業が進行されていることが報告されてます。
自分の娘もボイス収録に参加したとか・・?
I can’t even begin to describe just how much of an incredible honor it is to have Suzuki-san himself, who is the true heart and source of magic behind one of the best games ever, in the recording studio with me as I once again give voice to Ryo.#TeamYu #Shenmue3 pic.twitter.com/qlTXr6yRTc
— Corey Marshall (@coreymarshallVO) 2018年12月7日
Shenmue, The Next Generation.
One of my greatest joys as a dad and a voice actor is sharing the Shenmue3 experience with Katana, who, in addition to her own on-camera and onstage credits, just followed in my footsteps as a voice actor. #Shenmue3 #ryohazuki #daddyandme pic.twitter.com/kHXlG3Gjdr
— Corey Marshall (@coreymarshallVO) 2018年12月15日
さらに鈴木裕さんは、「最初は小さなシェンムーの企画でしたけど、ソニーさんとかDeep Silverさんとかの協力もあり、結構大きなボリュームになって、皆さんの元に順調にいけば届けられそうです。」と当初の予定よりも大きなものになったと中国のファンに報告しました。
『シェンムー3』は、2019年8月27日の発売を目指して開発が進められています。
(中国でのリリース時期は不明です)
トークセッションでは、中国での展開についても発表がありました。
PC版は、Tencentが所有するゲーム配信プラットフォーム「WeGame」によってリリースされます。
(今回のイベントは、WeGameの招待を受けて鈴木裕さんが参加しています)
PS4版のパブリッシャーはSony Computer Entertainment Shanghaiのオフィシャルパートナーである「Oasis Games(绿洲游戏)」で、Oasis Gamesによってリリースされます。
なお、中文(簡体字中国語)のローカライズ作業はWeGameが行います。
さらに、ステージでは今年8月に公開されたシェンムー3 Gamescom 2018 トレーラーの中文字幕版が世界で初公開されました。
映像は下記に用意してあります。
上映後には会場から大歓声が起き、中国のファンからも関心が高いことが証明されています。
トークセッションでは他にも色々なお話があったのですが、アーカイブが今見れないのでまとめれないです。
例えばオープンワールドについて聞かれた裕さんが、「FREEとつけて始めての挑戦でしたね。今はAAAのタイトルの多くがオープンワールドの形式をとっていて、これを手がけたことがゲーム業界にとっても良かったなと考えています。」と答えたりしてました。
メモしきれないことがたくさんあったので、もし機会があればその辺の話も追加します。
更新 「核聚变 2018」の鈴木裕さんによるトークセッションまとめ